解離の神経科学的な基盤①得体のしれない身体症状や視覚症状の正体とは?転換性障害における身体感覚の変容、解離における視覚処理、視覚的解離体験

解離の神経科学的な基盤①得体のしれない身体症状や視覚症状の正体とは?転換性障害における身体感覚の変容、解離における視覚処理、視覚的解離体験

みなさんこんにちは!前回の記事では、解離の発生のしくみや実際の症状、関連する病気などについて確認しました。

今回からは約3回にわたり、脳にどんな変化が起きることで解離症状が発生するのか、すなわち解離の神経科学的なメカニズムについて見ていきたいと思います。

前回の記事でも軽く触れたように、解離は前頭前皮質(PFC; prefrontal cortex)の活動の増加や扁桃体の活動の減少、身体感覚の変化、視覚処理の変化などとかかわりがあると言われています1。第1回目である今回は、その中でも身体感覚や視覚処理と解離の関係性に焦点を当てて見ていきましょう。

そもそも解離とは?という方はこちらからどうぞ!⬇️

身体感覚と解離

解離性障害やPTSDなど解離に関連する疾患では、医学的に説明のつかない身体症状が頻繁に見られることが報告されています2

前回の記事でも触れたように、身体的に表出する解離症状としては

  • 運動制御(motor control)の変化
    脳内の異常な電気信号によるものではないが発作様の症状を示す解離性発作(dissociative seizures)3や、失明歩行困難4など。突然生じることが多く、短期間で消失する場合もあれば長期間持続することもある5
  • 身体表象(body representation)の変化
    自分の体に対して別人のもののように感じたり6負のイメージを持ったり7する。
  • 痛みの知覚(pain perception)の変化
    しびれ感覚麻痺無痛覚など、痛覚の消失や減少。

などがありました。

解離の発生のしくみが凍り付き反応に由来していることを考えると、解離に関連する疾患で、心理的な症状だけにとどまらず、このような身体症状が見られるのも納得できます。

とはいえ、一体なぜトラウマが過ぎ去ったあとも、こうした症状が慢性的に起こってしまうのでしょうか?

そのメカニズムは、慢性的に身体的な解離を体験する人の脳の変化に注目すると、とてもよく理解することができます。

FND(Functional Neurological Symptom Disorder; 機能性神経症状症)

FNDは別名転換性障害とも呼ばれ、精神的な要因が身体症状として表出し、身体感覚に異常をきたす病気です。身体的には問題が無いのに、腕や脚が麻痺しているように感じたり、触覚、視覚、聴覚が失われたように感じたりします8。そのほかにも、嚥下障害や発話の困難さ、てんかん様の発作、身体運動の異常などが見られることがあります9

解離性障害やPTSDで医学的に説明できない身体症状が見られるのと同じように、実はFNDの患者の多くも、PTSDなど、解離症状を伴うほかの精神疾患の診断基準を満たしていることがわかっています10

つまり、FNDの症状と解離のメカニズムには深い関係があり、言い換えるならば、FNDは身体的に表出する解離症状が慢性化・深刻化し、一つの病気として診断されるレベルに至った状態とも表現できるでしょう。

SN(Salience Network; 顕著性ネットワーク)

このFNDの神経生物学的な基盤として、内的または外的刺激の重要性を評価し、それらの刺激に対する脳の反応を調整する11顕著性ネットワーク」の存在が知られています。

「顕著性」という言葉はあまり聞きなれませんが、英語の「salience」に対応し、ここでは「周りと比べて目立つ刺激」のような意味で用いられています。

もし夜空に月が光っていれば月にすぐに目が向くだろう。これは月が目立つ(salient)からだ。このように感覚刺激がボトムアップ性注意を誘引する特性を「サリエンシー」と呼ぶ。 夜の月がsalientであるのは周りの空と比べて明るいからであって、昼の月はsalientではない。つまり、サリエンシーは刺激の時間的または空間的配置によって決定づけられるものであって、その刺激自体の特性ではない。明るいスクリーンに暗い部分があればそこはsalientになる。つまり刺激強度が高いこと(たとえば輝度が高いこと)とサリエンシーが高いことは等価ではない。
 ーサリエンシー – 脳科学辞典 より引用

つまり、顕著性ネットワークは、その刺激が顕著かどうか、言い換えると、他の刺激や普段の状態と比べて目立つかどうかの判断に関わるネットワークだというわけですね。

具体的には、前帯状皮質(ACC島皮質前部(AI腹側線条体(VS)から構成されます12

  • 前帯状皮質(ACC情動運動機能に関わる部位13
  • 島皮質前部(AI感情的・共感的・内受容的なプロセスに関する複数の神経認知システムを統合する部位14内受容とは、空腹感や心拍、痛みなどの内的な身体信号を感じたり解釈したりする能力のこと。
  • 腹側線条体(VS)…目標地点に到達するために必要な行動の選択や、目標指向行動のガイドを行う部位15

このネットワークの一部が障害されると、情動や自己意識、解離、選択的注意、内受容感覚、覚醒、恐怖反応などが乱れ、FNDに特異的な症状に影響を及ぼす可能性があります16

それでは具体的に、どの部分がどう変化することで、こうした各障害が引き起こされるのでしょうか?それぞれの部位と症状の関連性を詳しく見ながら確認してみましょう。

前帯状皮質尾側部caudal ACC

顕著性ネットワークを構成する前帯状皮質(ACCは、(脳の右半球と左半球をつなぐ)脳梁を取り巻く、襟のような形をした領域です17

Anterior cingulate gyrus animation.gif

前帯状皮質(ACC– Wikipedia18より引用
画像のクレジットはこちらから19

前帯状皮質(ACC)は情動や運動機能全般に関わっていますが、なかでも前帯状皮質尾側部caudal ACCは、認知や感情、内臓感覚、感覚運動機能統合に関連しています20

構造的には

  • 外側前頭前皮質(LPFC)…ワーキングメモリーの処理や、長期記憶の符号化・想起の処理など、記憶に関わる部位21
  • 運動前野(PMC)…運動行動の計画・編成に関わる部位22

と接続していて23、隣接する中帯状皮質前方部(aMCC)とともに

  • ネガティブな感情の処理
  • 侵害受容(痛みを主観的に感じる前の段階として、熱や圧、組織の損傷などの痛覚刺激を特定すること)
  • 認知制御

など、様々な感覚の統合に関連する皮質の拠点を構成しています24

少し話が複雑になってきましたが、身体的な解離症状において前帯状皮質尾側部caudal ACCが担う重要な役割は、感情や認知、記憶などの心理的な感覚と、内臓の動きや感覚運動、侵害受容などの身体的な感覚をつなぎ、統合することです。

つまり、この部分が障害されることにより、FNDや身体的な解離症状に特有の身体経験の断片化が引き起こされる可能性があるのです25

実際、最も深刻な身体的解離症状を認めるFND患者のグループでは、前帯状皮質尾側部caudal ACC)の皮質が健常群に比べて薄いことが報告されています26。さらに、その中でも症状が深刻であればあるほど、特に左側前帯状皮質尾側部caudal ACCの皮質が薄くなっていることがわかりました27

心因性非てんかん発作やその他の身体表現性障害の患者でも、同じようにACCの体積の減少が観察されています28

このように、前帯状皮質尾側部caudal ACC減少は身体的な解離症状の発生に深く結びついています29

島皮質前部(AI

島皮質前部(AIも、顕著性ネットワークを構成する部位の一つです。

Insular cortex.gif

島皮質(Insular Cortex)– Wikipedia30より引用
画像のクレジットはこちらから31

この部位は、感情的・共感的・内受容的なプロセスに関する複数の神経認知システムの統合に関わっています14。ちなみに内受容とは、空腹感や心拍、痛みなどの内的な身体信号を感じたり解釈したりする能力のことです。統合を担うという点では前帯状皮質尾側部caudal ACCと同じですね。

女性のFND患者では、左側島皮質前部(AI減少が確認されています33。この部位の減少はとりわけ小児期の虐待負担に関連していることが示唆されていて34、解離を伴う疾患とFNDの深い関連性や併存傾向が、トラウマ体験を通じて起きている可能性がうかがえます。

まとめ①身体感覚と解離

顕著性ネットワーク、その中でも特に、身体的な感覚と心理的な感覚を統合する前帯状皮質尾側部caudal ACCや左側の島皮質前部(AIの体積が減少することで、精神的な要因が身体症状として表出するFNDに特有の、身体的な解離症状(身体経験の断片化)が慢性的に引き起こされる。

視覚処理と解離

さて、ここまで身体的な解離症状がどのようにして慢性的に体験されるのかを見てきました。ここからは、視覚処理と解離症状の関係性について見ていきたいと思います。

後頭葉の活性化と解離

後頭葉は、脳の後ろ側の方に位置し、視覚情報の処理を行う脳の部位です。

Occipital lobe animation small.gif

後頭葉(Occipital Lobe)– Wikipedia35より引用
画像のクレジットはこちらから36

複数の研究で、後頭葉の活動が異常に増加することにより、解離症状が引き起こされることが明らかになっています。

例えばFNDの患者を対象とした研究では、右側の外側後頭皮質(LOC)が厚いほど、離人感や現実感消失の傾向が高まることがわかっています37

また、健常群に比べて、

  • 離人症の患者:
    頭頂後頭領域(parieto-occipital areas)で高い代謝活動が起きている。
  • DID(解離性同一性障害)の患者:
    後頭領域(occipital regions)での両側の脳血流が増加している。
  • 急性の外傷を受けた患者:
    後頭部が過活動になればなるほど、外傷体験中やその直後に解離が起こりやすくなる傾向がある。

ことがそれぞれわかっています38

視覚処理が異常に行われることが、解離症状の発生を何らかの形で促進している可能性があるということですね。

視覚-辺縁系切断症候群や側性化の乱れが引き起こす視覚的解離体験

それでは反対に、視覚的な解離体験についてはどのようなメカニズムが働いているのでしょうか?

側頭葉と後頭葉をつなぐ下縦束(ILF)は、顔の認識や視覚知覚、読解、視覚記憶、言語処理に関するその他の機能などに関わる部位ですが、このうち右側の下縦束が損傷を受けると、視覚ー辺縁系の切断症候群(visual-limbic disconnection syndrome)が引き起こされ、そのうちの症状の一つとして、視覚的低感情性(visual hypoemotionality)が発生します39

Tractography - Inferior longitudinal fasciculus - animation 1.gif

下縦束(Inferior longitudinal fasciculus)– Wikipedia35より引用
画像のクレジットはこちらから41

視覚的低感情性とは、視覚的な刺激に対して感情が生じにくい性質のことで、感情が麻痺した感じ現実感が薄れる感じといった解離特有の感覚に関連しています39

例えば頭部外傷によって視覚ー辺縁系の切断症候群を患った患者では、深刻な相貌失認空間的記憶障害視覚的低感情性が見られるようになりました43。相貌失認は人々の顔が識別できなくなる症状ですが、それだけではなく、顔から人々の感情を推測したり、年齢や性別を判断したりすることが難しくなることもあります44

解離症状を伴う疾患では、全員がこのような外傷を伴っているわけではありませんが、このメカニズムに類似した脳の機能不全が視覚的な解離症状の発生を促している可能性があります。

また側性化の乱れも、視覚的な解離症状、特に解離症状に特有の視覚的な歪みを引き起こすことが報告されています45

側性化(lateralization)とは、特定の神経機能や認知プロセスが、脳の片方の半球、すなわち右半球や左半球に特化する傾向のことです。例えば、右利きの人の場合、言語機能は左半球が優位となって処理されていることが知られています46

しかし、この側性化がさまざまな理由によって乱されることがあります。例えば、右利きの成人では95%程度の人が左半球優位の言語機能を持っているのに対し、左利きの成人では60~70%程度にとどまります46。こうした両側の言語能力、つまり右利きでないことは、通常非優位半球に関連している機能を妨害する可能性があります45。すなわち、言語機能の文脈では、右半球優位の機能が妨害されている可能性があるということです。

そしてとある研究では、女性であること、若年齢であること、そして右利きでないことが、解離体験尺度(DES)の個人差のうちの24%を説明しました49

この場合も、解離に関連する疾患を持つすべての人が左利きだというわけではありませんが、これに類似したメカニズムによって視覚的な解離が引き起こされている可能性が示唆されているということですね。

これらの知見を組み合わせると、偶然にも、右側の機能不全(右側の下縦束の損傷、右半球優位の機能の妨害)が視覚的な解離を引き起こしているようです。これに関して明確に言及されている文献を見つけることはできませんでしたが、今後の研究で、右側の機能不全と視覚的解離体験の関係性がより明らかになるかもしれません。

  • 視覚的低感情性に関連する損傷例の全てが右側の下縦束に起きている50
  • 左側を損傷した患者に比べ、右側を損傷した患者の方が感情的刺激の視覚的な特定に関する機能不全を示す51
  • 感情的に顕著(salient)な刺激は、左視野に提示されたとき(=右側の視覚野で処理されるとき)に、より迅速に処理される52
  • 右半球は、自己認識や親近感の特定、自己と他者の区別の評価などを含む知覚処理に関して優位である53

これらを総合して考えると、視覚的な解離体験に関連する機能が右半球に側性化している(=右半球で優位である)ために、右側の機能不全が視覚的解離を引き起こすのだと言えそうですね。

まとめ②視覚処理と解離

視覚処理を担う後頭葉の活動の異常な増加が、何らかの形で解離症状の発生に関与している。また、側頭葉と後頭葉をつなぐ下縦束のうち右側が損傷されると視覚ー辺縁系の切断症候群が起こり、視覚的低感情性をはじめとした視覚的解離体験に関連する諸症状が見られるようになる。さらに側性化が乱されると、解離症状に特有視覚的な歪みが起こりやすくなる。

おわりに

今回は、身体感覚と視覚処理がそれぞれ解離の神経科学的なメカニズムにどのようにかかわっているのかを、様々な観点から見てきました。

心の病気とされることが多い解離関連の疾患ですが、脳機能の観点から見てみるとより一層理解が深まって興味深いですね。

次回は恐怖反応や情動処理などに関する神経科学的なメカニズムについて見ていきます。


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<2025/6/5追記>

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本記事の参考文献・サイト

  1. Perez. D. L., et al. (2018) p.429 ↩︎
  2. Perez. D. L., et al. (2018) p.429 ↩︎
  3. Functional Neurologic Disorder | National Institute of Neurological Disorders and Stroke (2025/3/7閲覧) ↩︎
  4. Psychiatry.org – What is Somatic Symptom Disorder? (2025/3/7閲覧) ↩︎
  5. Psychiatry.org – What is Somatic Symptom Disorder? (2025/3/7閲覧) ↩︎
  6. Psychiatry.org – What Are Dissociative Disorders? (2025/3/7閲覧) ↩︎
  7. Krause-Utz, A., et al. (2021) p.3 ↩︎
  8. 機能性神経症状症 – 10. 心の健康問題 – MSDマニュアル家庭版 (2025/3/13閲覧) ↩︎
  9. Conversion and Dissociative Disorders | National University Hospital (2025/3/14閲覧) ↩︎
  10. Perez. D. L., et al. (2018) p.429 ↩︎
  11. Salience Network – an overview | ScienceDirect Topics (2025/3/14閲覧) ↩︎
  12. Salience Network – an overview | ScienceDirect Topics (2025/3/14閲覧) ↩︎
  13. Anterior Cingulate Cortex – an overview | ScienceDirect Topics (2025/3/14閲覧) ↩︎
  14. Anterior Insula – an overview | ScienceDirect Topics (2025/3/14閲覧) ↩︎
  15. Ventral Striatum – an overview | ScienceDirect Topics (2025/3/14閲覧) ↩︎
  16. Perez. D. L., et al. (2018) p.434 ↩︎
  17. Anterior Cingulate Cortex – an overview | ScienceDirect Topics (2025/3/14閲覧) ↩︎
  18. Insular cortex – Wikipedia (2025/3/13閲覧) ↩︎
  19. By see below – see below, CC BY-SA 2.1 jp, Link ↩︎
  20. Perez. D. L., et al. (2018) p.435 ↩︎
  21. Lateral Prefrontal Cortex – an overview | ScienceDirect Topics (2025/3/14閲覧) ↩︎
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  23. Perez. D. L., et al. (2018) p.434 ↩︎
  24. Perez. D. L., et al. (2018) p.434 ↩︎
  25. Perez. D. L., et al. (2018) p.435 ↩︎
  26. Perez. D. L., et al. (2018) p.432 ↩︎
  27. Perez. D. L., et al. (2018) pp.432-433 ↩︎
  28. Perez. D. L., et al. (2018) p.433 ↩︎
  29. Perez. D. L., et al. (2018) p.434 ↩︎
  30. Insular cortex – Wikipedia (2025/3/13閲覧) ↩︎
  31. By Daniel Sabinasz – Own work, CC BY-SA 4.0, Link ↩︎
  32. Anterior Insula – an overview | ScienceDirect Topics (2025/3/14閲覧) ↩︎
  33. Perez. D. L., et al. (2018) p.434 ↩︎
  34. Perez. D. L., et al. (2018) p.434 ↩︎
  35. Occipital lobe – Wikipedia (2025/3/13閲覧) ↩︎
  36. By Polygon data were generated by Database Center for Life Science(DBCLS)[2]. – Polygon data are from BodyParts3D[1], CC BY-SA 2.1 jp, Link ↩︎
  37. Perez. D. L., et al. (2018) p.433 ↩︎
  38. Perez. D. L., et al. (2018) p.435 ↩︎
  39. Perez. D. L., et al. (2018) p.435 ↩︎
  40. Occipital lobe – Wikipedia (2025/3/13閲覧) ↩︎
  41. By Tractography data: Yeh, F. C., Panesar, S., Fernandes, D., Meola, A., Yoshino, M., Fernandez-Miranda, J. C., … & Verstynen, T. (2018). Population-averaged atlas of the macroscale human structural connectome and its network topology. NeuroImage, 178, 57-68. PubMed: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6921501/ Skull and brain data: Nobutaka Mitsuhashi, Kaori Fujieda, Takuro Tamura, Shoko Kawamoto, Toshihisa Takagi, and Kousaku Okubo. (2009) BodyParts3D: 3D structure database for anatomical concepts. Nucleic Acids Research, Vol. 37, Database issue D782-D785, https://doi.org/10.1093/nar/gkn613 – Tractography data: http://brain.labsolver.org/diffusion-mri-templates/tractography Skull and brain data: http://lifesciencedb.jp/bp3d/, CC BY-SA 4.0, Link ↩︎
  42. Perez. D. L., et al. (2018) p.435 ↩︎
  43. Visual hypoemotionality as a symptom of visual-limbic disconnection in man – PubMed (2025/3/13閲覧) ↩︎
  44. Prosopagnosia (face blindness) – NHS (2025/3/14閲覧) ↩︎
  45. Visual distortions and dissociation – PubMed (2025/3/13閲覧) ↩︎
  46. 優位半球・劣位半球 – 脳科学辞典 (2025/3/14閲覧) ↩︎
  47. 優位半球・劣位半球 – 脳科学辞典 (2025/3/14閲覧) ↩︎
  48. Visual distortions and dissociation – PubMed (2025/3/13閲覧) ↩︎
  49. Associations among dissociative experiences, handedness, and demographic variables in a nonclinical population – PubMed (2025/3/13閲覧) ↩︎
  50. Fischer, D. B., et al. (2016) p.4 ↩︎
  51. Fischer, D. B., et al. (2016) p.5 ↩︎
  52. Fischer, D. B., et al. (2016) p.5 ↩︎
  53. Fischer, D. B., et al. (2016) p.5 ↩︎

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