みなさんこんにちは!今回はマシュマロで頂いたメッセージに返信していきたいと思います。
頂いたメッセージはこちら🫴「幼少期のトラウマとロリータファッションの間に関連性はあると思いますか?」とのことでした。

とても興味深い質問ですね!メッセージをくださった方、ありがとうございます🙏
(マシュマロへの質問はこちらからどうぞ!)
もちろん全ての当事者の方のことはわからないのですが、自分自身について考えてみると、確かにロリィタを含めたオルタナティブ・ファッション(ゴス、パンク、派手髪、ピアスなど)に惹かれる傾向が強く、そのような恰好をする機会が多いように感じます。
Xで検索してみると、次のようなポストも見つかりました。
多くのいいねを集めていることからも推測できるように、今回メッセージをくださった方だけでなく、ファッション(特にロリィタ)とメンタルヘルスの間に何らかの関係性があるのではないかと考えている人は少なくないのかもしれません。
残念ながらロリィタとトラウマにとりわけ焦点を当てた研究は数が多くなく、記事をまとめるための根拠とするには不十分であるのが現状なのですが、今回はロリィタからもう少し範囲を広げ、ゴスやパンク、ロリィタ、ギャルなどのオルタナティブ・カルチャーを通して、ファッションやカルチャーとメンタルヘルスの関係性について見ていけたらと思います。
※今回の記事は、特定のファッションやカルチャーを好む人々が、必ず精神疾患やトラウマ、その他の問題を抱えていると断定するものではありません。
「ロリィタを含むオルタナティブ・カルチャーが、どのように人々にとっての精神的な支えとなりうるか」という観点から、さまざまな立場の研究結果や考察、解釈をまとめていくことを目的としたいと思います。
NSSI(非自殺性自傷)についてはこちらの記事もどうぞ!⬇️
目次
オルタナティブ・カルチャーとは?
そもそもオルタナティブ・ファッションやオルタナティブ・カルチャーとはどのようなものなのでしょうか?はっきりとした枠組みはありませんが、イギリスの警察によれば次のように定義される概念です。
「オルタナティブ・サブカルチャー(Alternative subculture)」とは、集団的アイデンティティの強い感覚と、グループ特有の価値観や嗜好を定義する広義の用語である。通常、独特のスタイル、服装、化粧、ボディアート、音楽の好みが中心に置かれる。多くの場合、関係者はグループのメンバーだけでなく、グループ外の人々からも目立つ存在で、典型的なグループとしては、ゴス(Goths)、エモ(Emos)、パンク(Punks)、メタラー(Metallers)などが含まれる。
―Great Manchester Police1、Young, R., et al.(2014)より引用2
つまり、「似たような考え方・好みを持ったグループ」や、「グループとしてアイデンティティを持つ感覚」が「オルタナティブ・カルチャー」であり、そのなかで生まれた装いが「オルタナティブ・ファッション」であると理解することができます。
そのように考えてみると、日本におけるロリィタやゴスロリ、ギャル、地雷系などの各ファッションスタイルも、オルタナティブ・ファッションやオルタナティブ・カルチャーの一環であるということができるかもしれません。
なぜなら、単に装いを同じくするだけでなく、独自の語彙9を使ったり、マナー10や行動、それらに伴うマインド11を共有したりすることは、そのグループとしてのアイデンティティや価値観をより一層堅固なものへと醸成する行動であるとも捉えられるからです。
実際にウィキペディアの「ロリータ・ファッション」の項目では、
ロリータ・ファッションは、1990年代以降に日本で流行したファッションスタイルのひとつ、または、それを中心とした社会現象、その愛好者たちによる主義・思想である。
―ロリータ・ファッション – Wikipediaより引用
と記述されています。
このように、単なる外見的な要素だけでなく、内面的な要素をも共有しているのがオルタナティブ・カルチャーの大きな特徴であるということができるでしょう。
オルタナティブ・カルチャーとメンタルヘルス
※以降の見出しでは自殺や自傷行為に関連する話題を扱います。こちらのリンクから次の見出しへジャンプできます。
マイノリティ集団としてのオルタナティブ・カルチャー
日本のオルタナティブ・カルチャーに関する心理学的な研究は未だ少ないのが現状ですが、世界的にはオルタナティブ・カルチャーをマイノリティ集団として捉え、そのメンタルヘルスに焦点を当てた研究がいくつか行われています。
というのも、性的マイノリティや民族的マイノリティ(主に女性)の若者は、そうでない若者と比べると約2倍から4倍も自傷行為のリスクが高いことが知られていますが、ゴスやエモなどオルタナティブ・カルチャーの当事者を自認する若者においてもその傾向が存在することがわかったのです12。
オルタナティブ・カルチャーと自傷傾向
例えばドイツの若者を対象とした研究では、ゴス・エモ・パンクいずれかのオルタナティブ・カルチャーの当事者を自認する青年は
- 約半数が非自殺性自傷(NSSI; 死にたいという意識的な願望を伴わない、自発的・意図的・反復的な自傷行為)
- 約5人に1人が自殺企図
を経験しており、同年代の青年に比べ、NSSI・自殺企図・自殺念慮のリスクが4~8倍高いことがわかりました13。
NSSI(非自殺性自傷)についてはこちらの記事もどうぞ!⬇️
また、イギリスで行われた別の大規模な調査では、ゴスを自認しない青年に比べ、
- 「ややゴスと自認する」者では2.33倍
- 「とてもゴスと自認する」者では5倍以上
自傷経験が多く報告されました14。
この調査ではさらに、15歳時点におけるゴス自認の程度と、18歳時点での抑うつの程度・自傷経験との間に用量反応関係(a dose-response association15; 曝露レベルが増加するにつれ、その結果のリスクが増加または減少する関係)が認められました16。
これは、つまりゴスである年月が長いほど、抑うつや自傷のリスクが高まるという傾向です。
しかもこの関連は、過去の抑うつや自傷行為、性格、いじめを受けた経験、行動上の問題、母親の抑うつ、ボディイメージの知覚とは無関係でした16。
ここからわかることは、
- 抑うつや自傷のリスクがもともと高い若者はオルタナティブ・カルチャーに惹かれやすい
という傾向だけでなく、
- オルタナティブ・カルチャーに関わる年月が長ければ長いほど、抑うつや自傷のリスクが高まる可能性がある
ということです。
それでは、一体なぜリスクの高い若者はオルタナティブ・カルチャーに惹かれるのでしょう?また、リスクを高める可能性のあるオルタナティブ・カルチャーは、本当に若者の精神的健康にとって良くない存在であると言えるのでしょうか?
なぜ自傷傾向が高いのか?
まずは、なぜオルタナティブ・カルチャーで多く自傷傾向が見られるのかについて、個人的な素因と社会的な素因に分けて、もう少し詳しく見てみましょう。
個人的な素因
オルタナティブ・カルチャーの当事者を自認する若者の特徴として報告されているいくつかの要素(内向的・神経症傾向が強い・衝動性が高い・リスクを好む・周囲に同調しない傾向を持つ)は、NSSIのリスク因子と重なることが指摘されています18。
つまり、こうした性質を持つ若者は、オルタナティブ・カルチャーにも惹かれやすく、同時にNSSIに関しても高いリスクを持ち合わせている可能性があるということです。
例えば、「周囲に同調しない傾向」は、自傷行為のような非定型的な行動をより受け入れ、理解する素地を作るでしょう19。
また同年代に比べると、オルタナティブ・カルチャーの若者は「否定的な感情を軽減するため」を自傷行為の理由として報告する傾向にあります20。これには
- 良くない感情を止めるため
- 麻痺感や空虚感を和らげるため
- リラックスするため
などが具体的に含まれます20。
以前の記事で解離やトラウマ体験、不安定な愛着スタイルとNSSIの関係性について紹介しましたが、特に「麻痺感や空虚感を和らげるため」という理由は、NSSIの
- 解離症状が引き起こす不快な感覚を和らげるグラウンディングの効果
- 感情の麻痺や調整のために意図的に解離状態を引き起こす役割
の2つの機能と関連性があるように感じられます。もちろん断定はできないものの、こうした背景が抑うつや自傷の一因となっている当事者も少なくないのかもしれません。
このように、さまざまな要因によって抑うつや自傷のリスクがある人は、周縁化されたあらゆる人々(=現在あるいは過去に精神疾患などに苦しみ、社会的に遠ざけられた人々など)を受け入れるポテンシャルのあるオルタナティブ・カルチャーに、より惹かれる可能性があるのではないかと考えられます22。
社会的な素因
一方、オルタナティブ・カルチャーそのものや当事者を取り巻く環境などが持つ社会的な要素も、自傷傾向を高める要因となっているのではないかと指摘する声があります。
一つは社会的伝染(social contagion)の影響です。これには、
- 直接的な模倣(自傷傾向のある友人を真似するなど)19
- 間接的な模倣・メディアの影響(カルチャー・アイコンの自傷的行動を真似するなど)19
- グループとしてのアイデンティティ(「より集団の一員であると感じるため」に自傷行為を行うなど)25
などの要素が含まれます。一般的に、
- 自傷行為をする女性の73%・男性の57%に、同じく自傷行為をする友人がいる
- NSSIで入院している若者の82.1%に、同じく自傷行為をする友人がいる
ことが報告されており19、オルタナティブ・カルチャーに限らず、自傷傾向のある若者たちが集まる場では、こうした傾向が増幅されやすい可能性が考えられるでしょう。
そしてもう一つが、オルタナティブ・カルチャーに対するスティグマや社会的排斥の影響です27。
2007年に、「他人と異なる格好をしている」という理由だけで、Sophie Lancasterという20歳の女性が暴行を受け、命を奪われた事件28が起きて以来、イギリスの一部の警察はオルタナティブ・カルチャーに対するヘイトクライム(=被害者が持つアイデンティティに対する敵意・偏見によって動機づけられる犯罪29)の記録を開始しました30。
Sophie Lancaster Foundationによる調査では、オルタナティブ・カルチャーの当事者を自認する若者の80%が、少なくとも1回以上、日常的に(または時々)ヘイトクライムの被害を受けていることがわかりました31。
こうした当事者の生命や身体的・精神的健康を脅かすような状況は、当事者たちに不安を感じさせ(84%)、特定の地域やルートを避けたり(69%)、外見や服装を変えたり(37%)させるだけでなく、自殺念慮を引き起こす(27%)重大な要因となっているのが現状です31。
オルタナティブ・カルチャーの持つ役割
このように、周縁化されやすく、不当な扱いを受けたり逆境に置かれたりしがちなオルタナティブ・カルチャーの当事者にとって、オルタナティブ・カルチャーやオルタナティブ・ファッションはどのような役割や意義をもたらすのでしょうか。
まず、帰属意識が果たすポジティブな役割が挙げられます。オルタナティブ・カルチャーを構成する要素に「グループとしてアイデンティティを持つ感覚」がありましたが、このような感覚を通じ、
ことが促進される可能性があります。
また、発達の観点から見ると、オルタナティブ・カルチャーのグループに属することは
- 個人的なアイデンティティを確立する
- 親とは異なる一連の核心的な価値観を確立する
ことにつながり、自立感や習熟感、自己コントロール感を育むきっかけとなる可能性があります34。
さらに、先ほどNSSIリスクと関連する特徴として、内向的・神経症傾向が強い・衝動性が高い・リスクを好む・周囲に同調しない傾向を持つの5つを挙げましたが、それ以外に知性や創造性も、オルタナティブ・カルチャーの当事者に付与される個人的な特性として認識されています34。
通常、学業成績が良いことは、仲間内における低い地位と関連付けられることが多いとされますが、こうした個人にとって、オルタナティブ・カルチャーのグループに所属することは、学業能力や自己表現に対する正当な評価を受け、自尊心を高める機会を得ることでもあるのです34。
ロリィタとトラウマ
ここまで、ゴス・エモ・パンクなどを含むオルタナティブ・カルチャーを対象とした研究について紹介してきましたが、今回頂いたマシュマロの核心である「ロリィタと幼少期のトラウマ」についてはどのような理解ができるのでしょうか。
冒頭で述べた通り、日本のロリィタやゴスロリ、ギャル、地雷系なども、オルタナティブ・カルチャーの一環であると捉えることが十分に可能だと考えます。
「オルタナティブ・カルチャーの役割」の見出しで挙げた、
- 日々の困難に対処するための資源や情緒的サポートを交換しあう
- 疎外感を軽減し、スティグマの影響を緩和する
- 個人的なアイデンティティを確立する
- 親とは異なる一連の核心的な価値観を確立する
- 知性や創造性に対する正当な評価を受け、自尊心を高める
といったそれぞれのポジティブな要素は、ロリィタをはじめとした日本のオルタナティブ・カルチャーの醸成に着実に貢献しているでしょう。
しかし、幼少期のトラウマとの関連性に関しては検証の難しい点が多いと言わざるを得ないかもしれません。なぜなら、
- どのような出来事がトラウマになるか
- トラウマの影響がどのように表出するか
- なぜロリィタ(の格好)をするのか
が人それぞれである以上、「トラウマを抱えている」ことと「ロリィタ(の格好)をする」ということの間の純粋な関係を検討するのは難しいからです。
先ほどのゴス・エモ・パンクを対象とした研究でもわかる通り、「オルタナティブ・カルチャーに惹かれる」ことと「自傷傾向が高い」ことは同時に観察されうるものの、実際にはその背後にそれらを媒介するもの(=交絡因子)として「オルタナティブ・カルチャーに対するヘイトクライム」や「もともとの個人的な素因」などの様々な要素が存在し、複雑に互いの事象の要因となり合っているため、両者の間に直接の関係があるとは断定しきれません。
冒頭のXのポストでも言及されていた通り、「ロリィタに惹かれる」ことと「精神疾患を持つ」あるいは「幼少期のトラウマを持つ」ことは同時に観察されることが多く感じられるかもしれませんが、そもそも「ロリィタ」や「精神疾患を持つ人」などのマイノリティは記憶に残りやすいため、「ロリィタを好む精神疾患を持つ人」は特に印象に残りやすいのかもしれないという可能性(=顕著性バイアス38)も念頭に入れておく必要がありそうです。
とはいえ、社会学や精神分析学などの範疇で、ロリィタと幼少期の関係性に関する言及はいくつか確認することができます。例えば、
- (ゴスロリ)は、子ども時代の喪失、子ども時代の記憶に関連するもの、または子ども時代の感受性の喪失や保持したいという欲求に結びついている。39
- 子ども時代に逃れる、あるいは戻るという行為は、社会からの巨大な圧力を拒否したいという意図の象徴であり、現実世界や未知のものに対する疎外感、幻滅、無意識的な反応の表れである。40
といった考察はその一部です。
なかにはロリィタとトラウマ/元型の関連性を示唆するものもありましたが、そのような文脈では、残念ながら当事者を介さずに性的な文脈で論じているものしか見つけられませんでした(当事者の方への二次加害を防ぐために、今回の記事での直接的な引用は避けさせていただきたく思います)。
一方で少し見方を変えて、トラウマを個人的なものではなく社会的に共有されているものとして考えてみると、次の言及も「ロリィタとトラウマ」の関係性について論じたものであると解釈することができるかもしれません。
日本のロリータサブカルチャーへの参加は、子ども時代の貴重さや安全性を取り戻したいという願望、無垢を延長したいという欲求、性的・大人の圧力への抵抗を示すと同時に、成長や結婚、母親としての役割への準備がまだできていないことを視覚的に宣言する行為でもある。ゴスロリは、大人の世界に入りたくないという意志を、永遠の子どもとしてのイメージと実際の行動の両方で象徴している。当事者は実際の子どもを育てるよりも人形で遊びたい、紅茶会を開いておもちゃの人形にお茶を振る舞う方を好む。そして、日本のロリータ運動は、女性が自らの力を取り戻し、支配的な力となる新たなフェミニズムを体現しているといえる。
―Hardy Bernal, K. A. (2011)より引用41
すなわち、「性的・大人の圧力」や「結婚、母親としての役割への準備」を、日本社会全体に共有され、特に女性へと負わされているトラウマであると捉えるならば、「実際の子どもを育てるよりも人形で遊」ぶこと、「おもちゃの人形にお茶を振る舞う」ことをロリィタというオルタナティブ・ファッションで視覚的に示すことは、そうしたトラウマへ抗い、
- 日々の困難に対処するための資源や情緒的サポートを交換しあう
- 疎外感を軽減し、スティグマの影響を緩和する
- 個人的なアイデンティティを確立する
- 従来の女性に対して抑圧的な社会とは異なる一連の核心的な価値観を確立する
- 知性や創造性に対する正当な評価を受け、自尊心を高める
ための、新たな運動であると捉えられるかもしれないということです。
以上をまとめると、個人的な考えにはなってしまいますが、
- オルタナティブ・カルチャーやそれに伴うオルタナティブ・ファッションは集団的・社会的な活動であるため、個人が持つトラウマよりも社会全体の問題(=社会的に共有されたトラウマ)が、そのカルチャーやファッションの誕生・流行・変遷に大きな影響力を持つ可能性が高い。
そして、
- そのような観点で考えると、ロリィタと(広義での社会的な、個人が幼少期から晒され続けているものも含めた)トラウマとの間に関連はあると考えることができるかもしれない。
という2つの意見を、今回頂いたマシュマロへの返信とさせていただきたく思います。質問への答えになっていれば幸いです🙏
おわりに
今回は、マシュマロで頂いた「幼少期のトラウマとロリータファッションの間に関連性はあると思いますか?」というメッセージへの返信を通して、オルタナティブ・カルチャーとメンタルヘルスについて詳しく見てきました。
今までのブログ記事には無かった視点からメンタルヘルスについて考えることができて、とても興味深く感じましたし、個人的にファッションにも強い関心があったので、調べたりまとめたりするのが楽しかったです。
メッセージを送っていただいた方、本当にありがとうございました!😊
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本記事の参考文献・サイト
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- FORBIDDEN BEHAVIORS in Kawaii Lolita Fashion by Japanese model Misako Aoki|青木美沙子ロリータマナー講座お笑い – YouTube (2025/11/20閲覧) ↩︎
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