みなさんこんにちは!4月になりましたね。いつもブログやSNSをご覧いただき、本当にありがとうございます💫
3月から解離に焦点を当て、先月はその中でも解離の神経科学的基盤を中心に、主に具体的な解離症状やそれらを引き起こすメカニズムについて紹介してきました。
今月からは、解離という大きなテーマは据え置き、中でも離人感や現実感消失と呼ばれる症状にフォーカスしていきたいと思います。
トラウマ関連疾患において多くの人が体験するにもかかわらず、まだまだ知名度が高いとは言えない離人感や現実感消失。「切り離された感覚(subjective detachment )」や「二次解離(secondary dissociation)」として一括りに説明されることも多いですが、具体的にそれぞれどのような症状なのでしょうか?
今回はXで募った当事者の方々へのアンケート結果を通して得られた、症状のリアルな感覚をお伝えします。
そもそも解離とは?という方はこちらからどうぞ!⬇️
目次
離人感・現実感消失とは?

離人感や現実感消失は、解離性障害やCPTSD、解離型PTSD、BPDなどトラウマ関連疾患で頻繁に出現する解離症状の一種です。
図中の「二次解離」の部分に書かれているように、切り離された感覚や身体的・感情的な麻痺、感覚の変化、ゾーンアウト(ぼーっとすること)などを特徴とし、トラウマやその再体験から距離を取る役割を担っています。
詳しい症状についてはこちら⬇️
解離症状の種類ー離人感・現実感消失
複雑性トラウマにおける慢性的な解離や身体化傾向
症状が出現する経緯についてはこちら⬇️
複雑性トラウマと切り離し
防衛カスケードモデル
神経科学的メカニズムについてはこちら⬇️
恐怖反応と情動処理ー「切り離された」感覚
後頭葉の活性化と離人感・現実感消失
アンケートの結果から見る離人感・現実感消失のリアル
こうした症状はなかなか言語化が難しく周囲に共有しづらい感覚であることに加え、慢性的に体験している人では、そもそもそれらが症状であることに気づくのが遅れることにより、治療や支援の早期介入に繋がりにくくなってしまう場合もあるでしょう。
また、診断基準や文献における記述からはいまいち具体的な症状がイメージしづらく、特に頻繁に体験することのない人にとっては実感がわきづらいかもしれません。
例えば、オンラインで公開されている医学事典のMSDマニュアルでは、それぞれの症状の記述として
- 離人感1
「自分の生活を外部から傍観しているように感じる」「非現実的な感覚」「自分がロボットであるような感覚や自動制御されているような感覚」「感情的および身体的に麻痺したよう」「精神が体から離脱」「自身の感情を認識・説明することができない」- 現実感消失2
「夢や霧の中にいるかのよう」「ガラスの壁やベールによって周囲から隔てられているかのよう」「世界が生き生きとした感じがなく,色がなく,または人工的」「世界についての主観的な歪み」「物がかすんで見えたり,異常に明瞭に見えたりする」「物が実際より平坦に見えたり,小さくまたは大きく見えたり」「音が実際により大きくまたは小さく聞こえる」「時間の経過が遅すぎるまたは速すぎる」
といった描写がなされています。
しかし、「非現実的」とはどのように非現実的なのか?「精神が体から離脱」とは具体的にどういう感覚なのか?こうした疑問をもう少し掘り下げることができれば、より当事者の実感に近い感覚を共有・理解しやすくなるはずです。
また、日本語で閲覧可能かつ信頼性のあるネット上のソースはかなり限られており、このMSDマニュアルももともと英語で書かれたものを日本語に翻訳した記述のため、これらの症状の中で経験する主観的な体験を、特に当事者がどのような日本語の語彙を使って表す傾向にあるかをまとめることは、ある程度意義のあることなのではないかと考えます。
アンケートの概要
そこで今回は、Xで募った当事者の方々にご協力いただき、Google Formによるアンケートを実施しました。
まだまだ認知度が低く、症状の現れ方にも個人差が大きい離人感や現実感消失。
— Staa | スター💫 (@staa_psychology) March 11, 2025
より多くの人に知ってもらえるよう、具体的にどんな症状が出るのかを調査し、ブログの記事やSNSの投稿としてまとめ、共有したいと考えています。
よろしければ、当事者の方々、ぜひご協力をお願いいたします!⬇️ https://t.co/HqkLCNKS8P
2025年3月11日~2025年3月30日の3週間弱で、全体で17件の有効回答を得ました。ご協力いただいた方々、いいねや拡散をしてくださった方々、本当に本当にありがとうございました🙇
質問項目は
- 離人感を感じるとき、具体的にどんな状態になりますか?
例)「身体が自分のものじゃないように感じる。」「視点が自分の後ろの方へずれる。」 - 現実感消失を感じるとき、具体的にどんな状態になりますか?
例「映画のワンシーンのように嘘っぽく感じられる。」「とつぜん視界が歪む。」 - その他、もし離人感や現実感消失について知りたいこと、記事で扱ってほしいことなどがありましたら教えてください。
の3問で、すべて自由記述式、必須項目はなくお答えいただけるもののみでの回答をお願いしました。その結果、それぞれの有効回答数は、問1が17件、問2が15件、問3が13件でした。
今回はお答えいただいた自由記述の中から頻出するキーワードをピックアップ・任意の言葉で分類し、それに関連する回答がいくつあったかを数え、多いものから順にリストアップしていくことで、離人感と現実感消失のそれぞれがどのような言葉で表現されることが多いのかを比較していきたいと思います。
結果①離人感のキーワード
- 自分のものじゃない(9件)
「身体が自分のものじゃないように感じる」「体は動いてるけど、自分じゃないように感じる。鏡を見るのが怖い時もあります」「指の動きなど自分のものじゃないような感じがする」「自分の体を動かしてるという意識がなくなる」「身体が浮いたような感覚がして他人のもののように感じる」「手や足が丸太や木の枝になったような感じがする」「自分の手足が自分のものじゃないように感じる」「自分の手や足が自分のもののように感じられず、感覚も鈍くなり、集中するのも難しい。喋るのも違和感」「自分の手や脚、顔が自分のものじゃないみたいに感じる。自分の身体の位置やサイズがわからなくなり物にぶつかったりこけたり、物を落としたりする」 - ずれる(6件)
「目の前に透明な隔たりを感じる(例の視点が後ろにずれると同じ感覚だと思います)」「視点や視野、身体の重心が真ん中から斜めにズレる」「自分の意識と身体にズレがある」「少し離れた斜め上からみているように感じる」「身体に対して中身(魂?)どちらかというと並行方向と上方向に2〜3センチずれているような感じ」「ちょっと後ろから自分が勝手にしゃべっているのを眺めているが干渉はできない(交代のときもある)」 - 浮いている(4件)
「自分がふわふわと浮いているように感じます。視点は高い位置になり、自分を見下ろす形です」「地面から少し足が宙に浮いている感じ」「身体が浮いたような感覚がして他人のもののように感じる」「体がふわふわと浮いてしまう感じ」 - 遠くなる(4件)
「世界との間に距離を感じる」「音が遠くなる」「水槽の中から見ているように感じて全てが遠くなる」「手(見えるのが手なので)の距離感がおかしくなる。やけに遠く感じる」 - 鈍くなる(3件)
「気温や痛みに鈍くなる」「痛みに鈍くなる」「自分の手や足が自分のもののように感じられず、感覚も鈍くなり、集中するのも難しい」「頭が真っ白になって思考が鈍くなる」 - 無(3件)
「勝手に行動しているが、何も感じたり思っていないように感じる」「感情、意識、感覚も全て「無」になる」「美しいや感動が分からず人を好きになったりもしない」 - 夢の中(2件)
「夢の中にいる」「視界が暗めになり夢の中のようになる」 - その他(9件)
「スクリーンを通して物事を見ている感じ」「寝てしまうこともある」「離人感から戻っても30分〜2時間は歩いていても床が柔らかく感じ、手足に力が入りにくくなります」「視野に入っているものが現実のものか不安になる」「意識が物理的に回りそうな感覚」「解離症状を起こしている」「視界がぼやける」「胸がぞわぞわして独特の不快感があります」「相手の顔のパーツがピカソみたいになる」

結果②現実感消失のキーワード
- 膜/幕(4件)
「膜が張った感じ」「現実感が失われ、薄い幕の向こうにあるように感じる」「自分と世界の間に一枚ラップのようなものが挟まっているような違和感」「目の前に透明なシールドが貼られているよう」 - 他人事(4件)
「感情や感覚が他人事のように感じる」「自分に起こっていることが三人称で感じられる」「機械作動で動いている感覚になる」「自分がロボットのように行動するのを何をするのか予測がつかないが、少しずつ感覚が戻るのを待つしかない状況」 - 作り物(4件)
「見えるものが作り物のように思える」「景色も人も作り物に感じる」「全部が作り物のように感じる。 ハリボテみたいなかんじ」「景色が平板に見える」 - 遠近感の変化(4件)
「とても遠くに声が聞こえる、という状態になります」「五感が遠くなり、視界が真っ白になる」「遠近感がおかしくなる。特に広い室内、体育館や大きい駅など、またはいつも通らない知らない道、旅先の街角などで視界の違和感」「遠近感がおかしくなる」 - 夢(3件)
「夢の中を生きてる感覚」「夢かと勘違いする。本当に眠ってるときに見る夢の中と区別がつきにくい、現実と確信が持てない」「夢か現実か、本当に今生きているのか亡霊になっているのかという判断も付きづらい」 - 映画(2件)
「映画を見てる感覚になる」「映画のセットを眺めている感じ」 - その他(9件)
「視界がぼやける」「視界が歪む」「視界の色味が変になり、ぼやけたりくっきりしたりする」「目の前が真っ暗になる」「自分がマンションの屋上に座って、外に足を投げ出しているように感じます」「夜のお祭りの時に現実味が無くなる感じが慢性化している」「頭がぼうっとします。特に緊張したり不安が強くなったりした時に強く出ましたが、基本家にいる時以外だいたいこんな感じでした」「うっすらと幻覚が見えそこからフラッシュバックすることもある」「時間の流れがゆっくりになる」

考察・感想
有効回答数が全体で17件と決して大きな数ではなかったにもかかわらず、使用キーワード・表現のカテゴリーにここまでの重複が見られたことにとても驚きました。特に離人感ではそれが顕著で、「自分のものじゃない」「ずれる」といった表現やそれに類似した言い方は、包括性を意識した診断基準や文献ではなかなか表現されることのないリアルな言葉選びだったのではないかと思います。
一方で、使用語彙や例えのバリエーションの豊かさにも驚きました。例えば現実感消失では、おそらくMSDマニュアルで「夢や霧の中」「ガラスの壁やベール」と表現されていた感覚に相当するものが、「膜/幕」「ラップ」「透明なシールド」などのより身近かつわかりやすい様々な言葉で表現されていたのが印象的でした。より現代的な表現にアップグレードされた感じもします。
さらに「手や足が丸太や木の枝になったような感じ」「床が柔らかく感じ(る)」「相手の顔のパーツがピカソみたいになる」(以上離人感)、「マンションの屋上に座って、外に足を投げ出しているよう」「夜のお祭りの時に現実味が無くなる感じ」(以上現実感消失)のように、教科書的ではないものの、おそらく多くの人がイメージしやすい表現や例えが幅広く得られたことも大きな収穫だったのではないでしょうか。
また、オノマトペの使用も、包括的・専門的な記述では見られないような、リアルで印象的な表現の一種であるように感じます。今回のアンケートでは、離人感で「ふわふわ」というオノマトペが2件、「ぞわぞわ」というオノマトペが1件登場し、現実感消失ではオノマトペは見られませんでした。
どちらかというと周囲に対する感じ方に違和感・異常が生じる現実感消失に対し、自分自身の感覚に違和感や異常が生じる離人感において「ふわふわ」「ぞわぞわ」というオノマトペが使用されたことは、自分の中に生じる独特の感覚をより直感的で簡易な表現で伝えられるという点で魅力的・合理的に感じます。子どもや言語化が苦手な当事者・周囲の人などを含めた多くの人にとって、使いやすく理解しやすい言葉遣いかもしれませんね。
今回のアンケートの改善点や今後の展望としては、次の4点が挙げられます。
- 離人感と現実感消失をどう分けるか?
回答者の方々それぞれに離人感や現実感消失の判断をして頂いたため、人によって微妙に認識がずれている可能性があるかもしれません。なかには離人感はあるが現実感消失はないという回答、両者は表裏一体のため分けられないという回答もありました。一方、例えば同じ「夢」を含む記述でも、離人感では2件中2件で「夢の中」にいる感覚が強調されていましたが、現実感消失では「夢」か現実か区別がつきづらい、確信が持てないという回答も3件中2件見られました。こうした違いが見えたという点では、自由記述式のメリットが生かされたようにも感じます。 - 例による誘導の可能性
自由記述の性質上、記入例をいくつか示していたため、そこでの表現が回答を誘導していた可能性があります。例えば回答数の多かった「自分のものじゃない」というキーワードも、「身体が自分のものじゃないように感じる。」という記入例に引っ張られて通常より多く出現したのかもしれません。 - キーワードの恣意的なピックアップ・分類の可能性
キーワードのピックアップやそれに類似した表現・内容の分類は全て筆者が個人で行いました。そのため、そこに恣意性が生じている可能性があります。実際「自分のものじゃない」感覚を記述した回答には、同時に「浮いている」感覚や「鈍くなる」感覚が含まれているものもありました。このように、それぞれのキーワードが完全に一次独立でないため、それぞれを別のカテゴリーとしてカウントすることに問題がある可能性があります。一方で、使用された表現や語彙を純粋にカウントするという意味では、大まかな傾向や具体例を掴むことのできるという点で意味があったかもしれません。 - 有効回答数の少なさ
もし次もこのような機会があれば、もう少し多くの回答数で試してみたいです。より正確性が高く、実態に近い結果が得られるのではないかと考えます。
今後扱うテーマ
問3でお答えいただいた「離人感・現実感消失について知りたいこと、記事で扱ってほしいこと」に関して、次のようなテーマごとに分類してまとめ、今後順番に扱っていきたいと思います。
- トラウマと離人感・現実感消失
- 不思議の国のアリス症候群と離人感・現実感消失
- 離人感・現実感消失における機能障害とNSSI(Nonsuicidal Self-Injury;非自殺性自傷)
- 離人感・現実感消失に有効な治療法、自分でできる対策
4月も毎週金曜日に更新する予定ですので、ぜひお待ちいただけたら嬉しいです。
おわりに
今回は、当事者の方へのアンケートを通して得られた離人感・現実感消失の実態を具体的に見てきました。
診断基準や論文、専門的な文献などに比べ、よりリアルでイメージしやすい表現がたくさん見られてとても勉強になりました。読者の皆さんはどのように感じましたか?
繰り返しになりますが、回答に協力してくださった方々、いいねや拡散をしてくださった方々、本当に本当にありがとうございました。また機会があれば、定期的にこうした当事者参加型の企画をやっていきたいと思っています。
当ブログでは、トラウマ・インフォームド(Trauma informed)な社会の実現を目標に、
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<2025/6/5追記>
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これまでPTSDや解離、愛着などを主なテーマとして扱ってきていますが、トラウマに関して
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本記事の参考文献・サイト
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- 離人感・現実感消失症 – 08. 精神疾患 – MSDマニュアル プロフェッショナル版 (2025/4/3閲覧)
- 離人感・現実感消失症 – 08. 精神疾患 – MSDマニュアル プロフェッショナル版 (2025/4/3閲覧) ↩︎
- 離人感・現実感消失症 – 08. 精神疾患 – MSDマニュアル プロフェッショナル版 (2025/4/3閲覧) ↩︎

